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Performance
Kyoto Chamber Ensemble
Time, Zeit, Temps
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京都室内合奏団 コンサート「Time, Zeit, Temps」
京都室内合奏団によるコンサート「Time, Zeit, Temps」を開催します。「時」をテーマにバルトーク、メシアン、竹村延和の楽曲を予定しています。竹村延和の「時の受容」は、2017年に東京・原美術館でN.T Quartettにより初演されたものからの抜粋で関西での演奏は初となります。
【日時】
2022年12月4日(日)
昼の部 OPEN 2:30PM/START 3:00PM
夜の部 OPEN 6:30PM/START 7:00PM
※同日、同曲目の公演を2回開催いたします。
【出演】
京都室内合奏団 Kyoto Chamber Ensemble
Violin 山田周 Amane Yamada
Cello 佐藤響 Hibiki Sato
Clarinet 山本梓 Azusa Yamamoto
Vibraphone 谷口かんな Kanna Taniguchi
【曲目】
B.バルトーク/44のヴァイオリン二重奏曲 Sz.98 より抜粋
excerpt from Béla Bartók/44 Duos for two Violins
Vibraphone, Violin
35.RUTHENISCHE KOLOMEJKA ルテニアのコロメイカ
28.GRAM 悲嘆
29.NEUJAHRSLIED(2) 新年のあいさつの歌(2)
37.VORSPIEL UND KANON 前奏とカノン
41.SCHERZO スケルツォ
O.メシアン/世の終わりのための四重奏曲より《III.鳥たちの深淵,IV.間奏曲》
Olivier Messiaen/Quatuor pour la Fin du Temps 《Abîme des oiseaux, Intermède》
Violin
Cello, Clarinet
竹村延和/時の受容 2017年初演版より抜粋
excerpt from Nobukazu Takemura/Toki no Jyuyo, 2017 Premiere
Clarinet, Cello, Violin, Vibraphone
本作は2017年、今は亡き東京の原美術館において上演するため、四名の演奏家用に作成した組曲です。
タイトルの「時の受容」は、死すべき存在としての予感、滅びや悲しみというメランコリーな意味合いを含み持ちますが、同時に束の間であっても未だ在るという希望、小さな生命の喜びをも表そうとします。
中心的なものを欠いた四つの断片が交差し、一つの有機体を象ろうと動くもの、日常内に生じるセレンディピティと意識の分節、ごく普通に聴こえる音の中に眠る不思議な裂け目を体感してください。
今回は抜粋というかたちですが、五年振りに上演されることを喜ばしくおもいます。
Kyoto Chamber Ensemble
Time, Zeit, Temps